旧深名線 第3雨竜川橋梁(幌加内町)

国道275線から唐突に見える橋の跡。1931年に建設された45メートルのトラス橋も、イギリスからの輸入石材で組まれた橋脚も、長い年月を経て周囲の大自然と見事に溶け込んでいます。

牛沼駅でも紹介した旧深名線。
その開通に際して最難関工事と言われたのが、この雨竜川にかかる橋の建設でした。
急流のため川の中に足場が組めず、道内で初めて吊足場式の仮設が組まれました。

橋の建設を指導したのは、当時わずか29歳だった渡部義雄氏。3年を掛けた難工事のいよいよ最後の日、渡部氏は雨竜川の雪解け水による急流に転落し、そのまま呑み込まれていきました。
森の中に佇む石碑が、渡部氏の功績を今も伝えています。

青年技師が命を賭して建設したこの橋。その後64年に渡り、人々の移動を助けてきたのです。


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The 3rd Uryu River Bridge (Horokonai Town)

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