エゾシカ解体!

以下、動物の死体写真がえんえんと続きますこと、予めお断り申し上げます。
ワイルドミート(西興部村)」の記事で紹介した同所中原さんに、捨てるシカの皮があったら連絡してくれと頼んでいたところ、3匹ほどシカが獲れたので好きなヤツを持ってってくれとの電話があり、早速3月のとある日曜日、同所に訪問させて頂きました。
到着するや否や、偶然にも雄武町のハンターがその日獲れたというシカをピックアップトラックに積んできてくれました。

玄関口で解体に入ります。血抜きはハンターさんが既に現場で「真っ先に」処理済みなので、図体の大きさに比べれば、ここではさほど血は流れません。

膝から下、そして首を切断したら、4つあるシカの胃袋を始めとする内臓をくり抜いていきます。

ぱんぱんに膨れ上がった胃袋を切ってみると、中からヘドロ状になった干し草が出てきました。匂いはなく、むしろ芳香と呼んで差し支えない感じです。近くのサイロに潜り込み、牛の冬用飼料を食ってきたヤツなのでしょう。エゾシカによる農害の一端を見た思いです。

胴体ががらんどうになると、建物内のクレーンを移動し、まず皮を剥いでいきます。大腿骨は、ちょうどフックを引っ掛けられる構造になっております。


足回りからナイフを入れ、切れ込みを付けます。

そしてまずは手で皮を剥がしていきます。


更に2本のクレーンと床近くのローラーを巧みに操作していくと、皮はつるりと胴体から剥がれます。




頂いた皮から、肉を削ぎ落していきます。エゾシカは脂身が少ない生き物ですが、この季節、ある程度脂肪の鎧は必要です。ちょっと手元が狂うと皮自体に穴を開けてしまうので慎重に…

ある程度肉を落とした後は、袋に詰めて塩漬けにします。

中原さんたちは同じ時間、肉部分が露わになったシカを、部位ごとに解体していました。私の好みは肩から首の赤身です。

あれだけ大きかったシカも、背骨一本を残すのみとなりました。殺した以上は徹底的に食い尽くす、これが礼儀だと思います。

この日は6枚の皮を頂きました。これを紋別の友人に渡し、なめし行程へと移行します。うまくいけば自宅用カーペットまたは毛布にできるかな?
帰りがけ、中原さんからお土産も付けてもらいました。新鮮そのもの、シカのハツ(心臓)です。

徹底的に水洗いし、有難く頂戴しました。帰宅後オリーブオイルで炒め、塩コショウを振り、なんせ素材が新鮮なのでそれ以上の味付けなど不要で、そして皮を取りに来た友人になめし行程の御礼として食わせてやりました。
「3年A組」を見ながら食う人生初のエゾシカのハツ、美味かったです。
9月に開催される紋別での自転車大会、「紋別ファンライド」では、時期的にシカの解体は難しいものの、一頭分の肉をまとめてレース後参加者の皆さんにふるまいます!
全国のチャリダーの皆様、9月に是非お会いしましょう!

井上

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA