白滝シリーズ(遠軽町)

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旭川と網走を結ぶ石北本線。かつてこの路線には、遠軽町白滝地区において「下白滝」⇒「旧白滝」⇒「白滝」⇒「上白滝」⇒「奥白滝」と、同じ地名を冠した駅が5つ連続するという、全国でも稀な区間が存在していました。そしてその悉くが秘境駅だったことから、鉄道ファンの間で「白滝シリーズ」と呼ばれ、人気を博していたのですが・・・
今も残っているのは、わずか「白滝駅」だけとなってしまいました。今回は、白滝シリーズの現状をレポートします。

(1)下白滝駅跡

国道333号を、おしゃれなスウェーデン家屋の牧場を目印に細い道へと入ると、
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はい、こちらは全然おしゃれじゃない下白滝駅跡です。
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かつての駅前一等地にある建物も、今はこんな状態。
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現在は信号場として利用されているため、閉鎖されているとはいえ駅舎が残されている分、まだしも幸せな廃駅と言えるかも知れません。
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(2)旧白滝駅跡

駅名に「旧」という文字が最初に着く駅は、開業当時、JR(国鉄)ではこの駅だけでした。元々、そして今現在も、この地区自体が「旧白滝」と呼ばれています。その由来として、以前は町の中心がここにあったから、旧石器時代の遺跡が近隣にあるから、等と言われております。
駅舎などの建物は完全に取り壊されています。存続中止となった2016年3月、当時この駅の唯一の利用者にして遠軽高校に通う女子高生の卒業と同時に廃止となったことで、随分と話題にもなりました。そうしたエピソードも含め、駅舎の保存すら無理だったのかな、と思います。
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崩れたホームの残骸が、昔日を微かに偲ばせてくれます。
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かつての駅前集落も今は無人。いずれ朽ち果て大地に還っていくのでしょう。
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旧白滝から白滝に向かう道中の風景
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(3)白滝駅

唯一生き残った駅は、味気もそっけもない駅舎。駅周辺風景はこちらから。
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(4)上白滝駅跡

やはり駅舎は取り壊され、ホームらしきものがわずかに残る程度の状態です。
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そしてやはり、かつての駅前はここも寂しい限りです。
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(5)奥白滝駅跡

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こちらも下白滝駅と同様、2001年7月に旅客取扱い駅として廃止された後は、信号場として第二の人(駅)生を送っており、駅舎は残されています。しかし写真の通り無粋な板で覆われ、中に入ることもできません。
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駅跡から振り返ると静謐で美しい風景が広がります。人の気配は全く感じられません。
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